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離島留学制度とは

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島留学制度の始まり

広島カープ(首位打者、本塁打王、打点王:バース)と西武ライオンズ(首位打者、本塁打王、打点王:落合博満)が優勝した1986年(昭和61年)島留学制度が始まりました。

最初の島留学先

新潟県佐渡島の羽茂(はもち)町立小村(こむら)小学校・中学校が最初に受け入れたところです。

高等学校は2003年(平成15年)長崎県で実施されたのが最初です。

引用:abolished-school

島留学の背景

増える廃校

少子化が急速に進む中、全国各地で学校の統廃合が進んでいる。文部科学省の調査によると平成4年~平成13年までの間に廃校になった小・中・高校は、合計2,125校ありました。

割合は、小学校7割、中学校2割、高校1割です。年度毎にばらつきはありますが、毎年150~220校が廃校になっています。平成12年度以降は250校以上の廃校が発生しています。

廃校ランキング

1位 北海道、2位 東京都、3位 新潟県、4位 青森県、5位 山形県、6位 岩手県、7位 広島県、8位 福岡県、9位 長崎県、10位 熊本県、11位 京都府、12位 大分県、13位 秋田県など(過去10年間)

引用:mlit

廃校の原因

過疎化

一次産業(農業・酪農畜産・林業・漁業など)を中心とする地場産業の衰退による急速な人口減少を招き、それに伴い児童・生徒数が減少した為、廃校が発生する。

都市化

逆に地域が商業・業務を中心に発展することにより住宅が郊外へ移動し、地域内の定住人口の減少と共に児童・生徒数が減少した為、廃校が発生する。

高齢化

大きな人口減少は見られないものの、総人口における高齢化割合が高くなり、相対的に児童・生徒数が減少した為、廃校が発生する。

廃校理由

過疎化によるものが6割以上占めている。都市化・高齢化は1割未満。

小・中・高校別にみた場合、小学校7割、中学校5.5割は過疎化による。

高校の場合は、設置者が都道府県の為、広域の行政地域の元で計画的な学校の再編等、行政による判断が大きく影響を及ぼしている。

離島留学実施している都道府県

小学校・中学校

新潟県粟島佐渡島
三重県答志島
兵庫県沼島
島根県中ノ島知夫里島西ノ島
福岡県地島
佐賀県小川島加唐島馬渡島
長崎県対馬島壱岐島小値賀島
中通島、頭ヶ島、
桐ノ小島、若松
島、日島、有福
島、漁生浦島
久賀島奈留島
鹿児島県甑島(こしきしま)種子島・悪石島竹島・硫黄島
屋久島・平島口永良部島小宝島・宝島
黒島・諏訪之瀬島口之島・中之島奄美大島
奄美大島・加計呂
麻島・与路島・請
与路島徳之島
沖縄県久高島鳩間島

高等学校

北海道礼文島天売島奥尻島
新潟県佐渡島
東京都新島神津島八丈島
島根県島後中ノ島
広島県大崎上島
香川県小豆島
愛媛県弓削島中島
長崎県壱岐島対馬島小値賀島福江島奈留島
鹿児島県屋久島奄美大島与論島
沖縄県久米島
引用:令和4年度離島留学募集地域一覧・2023年沖縄県ホームページ
i引用:国土交通省

離島留学の目的

・島外の小・中・高校生が豊かな自然の環境の中で多くの文化や伝統などが残っている離島で暮らし勉学に励むことができること。

・離島留学の推進を通じて離島活性化を図ること。

離島留学期間

自治体の制度によって異なるが、原則として1年間を区切りとして希望により継続できる。

小学生の場合4年生から受入れ、高校は3年間のところが多い等、地区によって条件が異なるので希望の地域へ直接お問い合わせ下さい。

報道発表資料:離島の学校に通いませんか?<br>―令和5年度離島留学生を募集しています― – 国土交通省 (mlit.go.jp)

https://www.pref.okinawa.lg.jp/site/kikaku/chiikirito/index.html

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