新本拠地として日ハム新球場”エスコンフィールドHOKKAIDO”が2023年3月に開業しました。
引用:forbesjapan
新球場移転理由
球場の高額な賃貸料
2004年球団は東京から北海道へ(日拓ホームフライヤーが買収され日本ハムファイターズとなり)移転しました。
豊平区の札幌ドームを本拠地にしていましたが、このドームの所有は札幌市と地域社会が出資してできた球場でした。
運営・管理も行っていた為、1試合当たり1600万円、年間13億円かかっていました。
販売収入の減少
スタジアム内のグッズなどの販売収入が落ち込んできていた。
多目的施設性の硬直性
サッカーなど他にも運営されているものがあるので、野球の為に融通を利かせてもらえないというところでしょうか。
配分されない命名権と広告収益
ファイターズ(株)や球団は、競技の命名権(施設やキャラクターなどに名前を付ける権利)や広告収益等の一切が配分されていなかった。
新スタジアム事業計画
2016年12月19日NPB(日本野球機構)は、日本ハムファイターズと共同でタスクフォースを設置し、2018年3月までに新スタジアム事業を計画するということを発表した。
*タスクフォ―ス:緊急性のある課題を解決するために一時的に編成されるチームのこと。
新球場の誘致
札幌市の提案
札幌ドームを本拠地に
札幌市は当初札幌ドームを本拠地として利用継続をするよう球団に呼びかけていました。サッカーやコンサート会場にもなるドームを野球専用球場にすることを提案。
札幌市の候補地の提案
・北海道大学の敷地10ヘクタール、豊平区13ヘクタールの2か所を提案。
→様々な事情で使用できなくなりました。
・真駒内公園の老朽化した競技場を撤去してレストランや商業施設などを含む新球場を20ヘクタールの敷地に建設することを提案。
→真駒内公園の自然環境保全に懸念及び地域住民の反対に合い中止された。
北広島市の候補地の提案
北海道内の(北広島市も含めて)15~20か所を候補地として検討していた。
北広島市長は代表と面会し、総合運動公園予定地36ヘクタールを提供し、インフラ整備費の負担。日ハムへの土地無償賃貸、球場その他の公園施設に対する固定資産税を都市計画賃料を10年間免除することで合意しました。
新球場の構造
球場の設計
アメリカテキサス州ダラスの設計事務所HKSによって設計されました。
HKS設計事務所は全米最大手の建築設計事務所の一つ。
本社はアメリカ・テキサス・ダラス
AT&Tスタジアムなど数多くのスタジアムやリゾートホテル、大学、病院、ダラスフォートワース国際空港などの設計で知られています。
特徴
面積 約32万㎡、35,000人収容できる。
開閉式屋根と天然芝を使用、自然光を取り入れる最大高さ70mのガラス壁、また球場のどこからでも試合観戦を可能にする360°回遊型のコンコース等工夫を凝らした作りになっているのが特徴です。
建設費は約600億円とされています。
*コンコース:公園などの中央広場。駅・空港などの中央にある通路を兼ねた広い場所のこと。
引用:livedoor
引用:hokkaidomasters
球場の問題点
問題点
本塁からバックネットフェンスまでの距離15mしかなく、公認するのに野球規則の定める60フィート(18.288m)以上ないと指摘された。日本の野球ルール集はアメリカの”Official baseball Rules”を翻訳したものが使われていて訳すと”推奨する”ということで強制的なものではない。しかし日本では、”必要とする”になっている。
また実行委員会は施行4か月前になるまで知らかったということでした。
解決策
球団代表者会議では、オフシーズンに(2023年3月24日)改修することを条件に2023年シーズンから公式戦で使えることになった。その後改修の是非について多方面から意見があり、日本野球機構と日ハムの協議の結果、2023年3月6日公認野球規則のルールを遵守しますということで、日ハム球団がNPB(日本野球機構)に対して、野球振興協力金を支払うという条件のもと永続使用が認められた。やっぱりお金ですね。
運営会社
運営会社名
2019年10月、日ハムの子会社として設立された(株)ファイターズスポーツ&エンターテインメント(FSE)が所有し、運営をしていくそうです。
命名権始動
新球場は日本エスコン。命名権によるエスコンフィールドHOKKAIDOとすると発表された。
*日本エスコン:東京都港区虎ノ門2丁目に東京本社を、大阪市中央区伏見町4丁目に大阪本社を置く不動産会社。
主な試合予定
2021年11月22日にファイターズスポーツ&エンターテイメントは。シーズン中の公式戦、2023年の夏の高校野球、南北海道と北北海道大会の準決勝と決勝の計6試合をこの球場で開催することを発表しました。
町名の変更
北広島市ではわかりやすい街づくりを目指して、平成元年から市街化区域内では簡単ではっきりした住居などの表示ができるように新町名を設定されています。
この事業により、2023年1月1日に北広島市は町名を”共栄”から”Fビレッジ”へ変更することを発表されています。ちょうど野球ドームを囲む周辺です。
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