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熊野古道コース地図・観光コース・名物は?

引用:thehappening
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熊野古道のコース

世界遺産登録された熊野古道には6つのコースがあります。

*熊野古道:熊野山(熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社)へと通じる、参詣道(さんけいどう)の総称です。熊野参詣道ともよばれています。

引用:shinguu

むかしの熊野古道への巡礼

京都から出発

京都から旅装束で船着き場・小舟に乗り→淀川下り天満橋(大阪)辺りで陸へ上がる→天王寺から境・岸和田そこから和歌山御坊の海岸線を歩く

熊野の玄関口”口熊野(くちくまの)”と言われた田辺まで下歩く→中辺路(なかへじ・後にこうよばれる)→本宮大社に参詣

本宮大社→熊野川を船で下る。→河口の新宮・速玉大社に詣でました。新宮から海岸線を徒歩で那智川まで行く→那智大社を参拝

那智大社→再び新宮まで歩き熊野川を遡り本宮大社に戻る→京都までの帰路へ着きました。

巡礼旅の期間

船も川の水量が違ったり向かい風があったりと条件により異なるでしょうが、山道を歩くというのは今も昔もしんどくて休みながら進むわけですから、時間がかかるのは変わりません。約1か月の旅だったそうです。

世界遺産登録

アテネオリンピック開催や北朝鮮拉致被害者・蓮池さんらが帰国された2004年(平成16年)熊野古道は「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部としてユネスコの世界遺産として登録されました。

紀伊路が登録されなかった理由

紀伊路は現代まで一番よく人が行き来した道だったため、歴史的に長い時間かけて補修など構造的に改良が加えられていき、昔の原型をとどめていないということが理由のようです。

姉妹道提携

世界を見ると自然な巡礼の道が残っているのは1993年にユネスコ世界遺産登録されたスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラと熊野古道だけらしい。

巡礼路の最終地であるガリシア州と和歌山県は古道最終地としての永続的な友好関係を確立するため提携を結ばれています。

サンティアゴ・デ・コンポステーラは、エルサレム、バチカンと並ぶキリスト教3大巡礼地のひとつで、こちらも世界遺産に登録されています。スペインの方は11ルートあり世界一の巡礼路です。こちらも約1か月かけて歩くような道が多いようです。

道中食べたかもしれない名物

目はり寿司

起源

新宮市は7世紀ころ(飛鳥時代)木国(きのくに)と呼ばれていたようで、与作でおなじみの”木こり”や切った木をイカダで運ぶ筏士(いかだし)が仕事しながら手軽に飯(当時は麦めし)と高菜漬物を一緒に食べられるということで作られていたということです。熊野地方から奈良吉野を中心とした郷土料理です。

作り方

最近は麦ではなくごはんに雑魚や色々なものを入れたアレンジ豊富なものが出回っています。

作り方は広げた高菜に俵型のおむすびを置いて巻くだけのシンプル料理です。

引用:YouTube

まとめ

昔、熊野古道の那智大社に行く大門坂を歩いたことがありますが、四国の金比羅(こんぴら)さんの階段と同じくらい長く果てしなかったのを記憶しています。未だ我が家にはその時の杖が残っています。皆さま足腰丈夫なうちにキッツいですけど、一度巡礼の道を体験してみてはいかがでしょうか(*^▽^*)

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