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オズウイルスとは何か?
Oz Virusオズウイルスとは、(オルソミクソウイルス科トゴトウイルス属に分類されるRNAウイルスのこと。)日本のマダニから検出されて知られていたウイルスです。
2013年に愛媛県で捕獲されたタカサゴキララマダニというマダニから、2018年に分離されたウイルスです。
なぜ注目されるのか?
今まで特に関東より西の(山口県、和歌山県、三重県、大分県、岐阜県)千葉県などで野生の動物(猪、猿、鹿)や一部の狩猟者から感染し抗体が検出されていました。今回は茨城県(東日本)の70代の女性がこのウイルスが原因として心筋炎で亡くなったことから注目されています。
主な症状
倦怠感、食欲低下、嘔吐、関節痛、発熱
予防策は?
ワクチンはない。感染した場合、対処療法で回復を目指す。マダニがいるような草むらなどを歩くときには長袖長ズボンなどでかまれないように防ぐ。虫よけスプレーなどを使うなど個々で対策をしましょう。
まとめ
山や草の中を歩いた後、嘔吐や発熱など異常な症状がでた時はすぐに病院へ行き、受診することをお勧めします。
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