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電気自動車買い時は2027年以降、今後は?

2027年以降が良いと思われます。

引用:hyogo-mitsubishi

2023年6月現在、カーボンニュートラル(二酸化炭素排出量の実質ゼロ)という言葉をトヨタのコマーシャルなどでよく耳にしますね。日本では管内閣の時代(2020年)に「2035年までに新車販売で電気自動車100%を実現する」と表明がありました。

目次

ガソリン車いつまで乗れる?

約12年後には電気自動車を手に入れて乗っている人が沢山いることでしょう。2035年までに新車として100%ガソリン車を作って販売できなくなるだけでハイブリッド車は売っていいようです。ハイブリッド車→電気自動車へ徐々に移行していくという意味のようです。

乗る人はガソリン車に乗ってはいけない、ということではなく動かなくなるまで乗れます。

電気自動車買い時はいつ?

ほど良い時期

今でも買おうと思えば助成金が出たりして買うのにいいのではないかと思われるでしょう。

2027年あたりからが買っても良いかなという時期。

理由

現在、EV(電気)自動車の動力として、全固体電池という次世代の電池が世界中で躍起になって開発している時期です。日本でも電気自動車開発ではちょっと出遅れていましたが、この電池の開発に「海外のメーカーに負けることは絶対にできません。」とパナソニック資源エネルギー研究所の所長の藤井様も熱く語られていた程。

日本の全固体電池の開発はいい線まで来ています。これが完成し実用化されるのではないか?とあくまでも予想されるのが2027 年あたりのようです。

全固体電池とは

通常の電池

正極材と負極材、そして電解質で構成されています。

引用:pipefceiyrs

リチウムイオン電池

現在のリチウム電池は液体の電解質(電解液)を使っています。

全固体電池

薄膜型全固体電池:薄膜型全固体電池は、気相法、スパッタ法、真空蒸留法、パルスレーザー法などを用いて薄型を積層させることにより作られています。実用化されています。サイクル寿命に優れていることが実証されています。

バルク型全固体電池:一般なリチウムイオン電池と構造的に似ています。違う点は一般のリチウム電池では液体の電解質を使いますが、バルク型では固体の電解質を使います。この固体電解質の開発(高い伝導率・界面形成が容易な固体電解質)が鍵となっています。

固体電解質の開発

欠点:電池の電極材料は充放電を担うリチウムイオンが出入りするときに体積が変わってしまう問題があります。固体電解質と電極の間に亀裂が生じて劣化の原因となることです。今までのリチウム電池は、外部からの強い圧力をかけ体積変化を押さえつけることによって亀裂などが出来ないようにしていました。

横浜国立大学とLIBTECでは、全固体電池の長寿命化につながる正極材料を開発したと発表がありました。

NEDOについて

各大学の研究機関と自動車メーカー、国が連携して課題解決を進めて日々実用化に向けて研究されています。この新エネルギー産業技術総合開発機構のことをNEDOといいます。

LIBTECについて

LIBTECとは

大阪府池田市にある国立研究開発法人・産業技術総合研究所・関西センター内にあります。

どこかで見たことあるおじさんと思ったら、ノーベル化学賞を受賞された吉野彰工学博士が所長でした。

引用:LIBTEC

事業内容

電池評価プラットホーム(ベースにしている事業)、電極・電池試作と提供、技術者の育成、施設・設備利用があげられます。

経済産業省・新エネルギー産業技術総合開発機構(NEDO)・国立研究開発法人産業技術総合研究所の支援を受け2010年4月に主要な電池材料メーカーが集結して、NEDOの”次世代蓄電池材料評価技術開発”という助成事業から、技術研究組合リチウムイオン電池材料評価センター(LIBTEC)は活動を開始しました。

2011年には大きなブレイクスルーのあった固体電解質を用いた全固体電池をテーマに掲げたことで変貌をとげました。主要電池メーカー・自動車メーカーの出向研究員が参加し、集中研究方式で事業に取り組んでいるということです。

まとめ

過去に国鉄や郵便局、電信電話局が民営化され、医療関係では登録販売者がでてきたり、TVが地デジになったりと大きく様変わりしました。そして近年では、100年に一度の大きな革命と言えるほどの自動車産業の新しい時代が来ています。それには電池開発の国を挙げてのプロジェクトが進んでいることがわかりました。個人的に電気自動車の購入はもう少し待ちたいと思います。このブログは電気自動車購入の参考にしていただけたらと思います(*^^)v

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