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フィンランドの魚一覧

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フィンランドってどこ?

引用:Y-historynet

タレントのリリコさんの地元スウェーデンとバルト海ボスニア湾をはさんだお隣の国、ムーミンの作家トーベ・ヤンソンの出身国がフィンランドです。

フィンランドは187,888の湖がある国です。湖で生息する淡水魚を始め、広範囲に海を回遊する魚もいますので、この国だけの魚ということでもありませんがこの地域でよく見られるものを取り上げてみました。

シロッカSilakka(ニシン)

引用:forest17

ニシンはバルト海・北大西洋・日本海(北海道)・黄海でも見られる冷水域を好む回遊魚です。

特徴:体長30~35cmくらい。大きいものは45cm位あります。背側青黒色、腹側銀白色。

主にスウェーデンで生産消費されているシュールストレミング(フィンランド語でhapansilakka)という開封すると臭気がすごい缶詰はこのニシンの塩漬けのことです。

*スウェーデンでは、昔塩を作るのに日光も薪も乏しくできても少なくて貴重品でした。その為タラやニシンなどの塩漬けが盛んに流通していました。薄い塩水につけて保存はできていましたが発酵するのは止められなかったようです。

ロヒlohi(サーモン)

引用:chisou-media

ノルウェーとフィンランドの国境にあるテノ河は大西洋サーモンの漁獲量が河の中では世界一多く、15kg以上のサーモンがよく獲れるようです。

サーモンって鮭じゃんと思っていましたが専門家によると細かく異なる種類に分かれているということです。

サーモンの種類

キングサーモン

輸入品で、ロシア・カナダ・アラスカなどでよく獲れ脂がのって生食も可能。

白鮭

秋鮭、時鮭(ときしらず)、鮭児等呼び名が色々あるようです。日本(北海道)・アラスカなどでよく獲れます。

身が白い鮭。アニサキス、サナダムシ、サケジラミ等寄生虫が要る為、生食には向かない。加熱するか一度凍らせると食べられるということです。

カラフトマス

北海道東部・アメリカ・ロシアでよく獲れる。小型で脂身が少ない。ピンクサーモンとも呼ばれていて、日本ではオホーツクサーモンというブランドがあります。

銀鮭

北米・チリ・ロシアで獲れます。成長が早い為、国内外で養殖されています。味にコクがありコンビニのおにぎりに使われたりしています。

日本のスーパーで売っているものはチリ・ロシア産のものが多い。

紅鮭

ヒメマス。北米・ロシアで獲れ、身が鮮やかな赤色。塩焼、お茶漬けで食されています。アメリカでは、スモークサーモンとして人気があります。

アトランティックサーモン

ノルウェーで獲れる。正真正銘のサーモンで、脂のりや質が良くお値段も高めです。

ニジマス

いわゆる白鮭とは違う魚。天然ではなく食用のための養殖魚。

トラウトサーモンと呼ばれる。スーパーで見るサーモンはチリ産で養殖されたニジマスが多い。アトランティックサーモンより安いので回転すしのネタなどに使われているそうです。

ハウキhauki(カワカマス)

引用:JapaneseClass

日本では”ノーザンパイク”というとわかる方も多いかと思います。かつては観賞魚として水槽で飼われていました。2006年には、特定外来生物に指定されています。

特徴:淡水魚でかなり大きくなります。背中から黒緑の色、腹は白く体に斑点があります。カマスに似て口先がとがったように長く体長1.5m超えるものもいます。

肉食魚なので甲殻類、両生類、ネズミなどの哺乳類を食べることもあるという雑食。最大25kg位まで成長することがあるようですが、ほとんどが1匹当たり20kgくらいだそうです。

ゲームフィッシュとして人気があり、フィンランドのスーパーでは食用として扱われているようです。

ムイックMuikku(モトクチマス)

引用:kiitos

モトコクチマス(Vendace)のことです。

特徴:サケ科の淡水魚。体長は通常約20cmと小さい魚。

屋台やランチでよく見かけるムルッカ(小魚のフライ)はこの魚を揚げたものです。日本でいうと”小いわしのから揚げ”みたいなもの。白身でたんぱく

ヨウロピアンパーチEuropean perch

引用:ウキペディア

塩水でも淡水でも生きることができる人気の高い白身魚です。

特徴:腎・腹・男の一部は黄色から橙色、体長25cm位。イギリスを含むヨーロッパ、シベリアに分布。

ローチ

引用:ウキペディア

フィンランドは湖が多く、そこでよく釣れます。

特徴:体は銀色、ヒレと目が赤い。釣り大会で競技魚種として認定されています。食用としては体が小さく小骨が多いので人気がありません。

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