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協生農法とは、やり方など調べてみました

引用:afpbb
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協生農法とは

ざっくり言うと、森みたいに雑多な種類の植物が共鳴し合い生育している様を畑の上で行う農法。

掟(おきて)として、耕すのは1回。肥料(化学肥料、鶏糞、牛糞など)はもちろんのこと、米ぬかや木酢なども使用しない。

通常の畑では一種類の種を列にまくことが多いが、様々な種を混ぜてまき育てる。肥料類は無く自然に鳥が落とすフンや地中の微生物が土の中で落ち葉や枯草を分解してそれを栄養に、土がふかふかになり植物も成長できる。また害虫に作物が食べられることも少ないらしく農薬もいらない。

なぜ今協生農法なのか?

船橋真俊博士によると世界各国に行くと砂漠化の影響が深刻で小規模農家を直接支援する活動が出てこない限り農業が変わらない。

サハラ砂漠の南に位置するブルキナファソという国は特に深刻で、協生農法を取り入れてみたいとオファーを受けた。2015年3月~実験開始。1年間メールなどでその農法の理論を伝え、その通りにやってくれた。そうすると二束三文の土地が熱帯のジャングルみたいに大変身したとのこと。これには非常に驚いたと語っておられます。

協生農法のやり方

果実のなる木を植え、その周囲を一度耕し様々な種類の野菜の種をまき、浅く土をかぶせて放置する。

元肥料は入れない。追肥も入れない。米ぬかなどもまかないそうです。

実証実験

ソニーCSL(ソニーコンピューター研究所)は、協生農法を通して都市空間に”循環する生態系ネットワーク”を作る為の実験を森ビルと共同で六本木ヒルズ屋上庭園で開始。

有用植物が育つ生態系を人為的に作り出して、作物を収穫しながら生物の多様性を豊かにしていく取り組み。人間の考えだけでは解明が難しい複雑な生態系をAIの力で理解しさらなる取り組みに役立てようとしているそうです。

まとめ

実際のところユーチューブなどで実施されている方の畑を見ると、言われるほど収穫量が何倍もあるというように見えませんでした。野菜を育てたことありますが、種まき時期、土の状態や日照時間、水の加減などが大事な気がしています。

確かにわたしも庭先で秋まきのお多福豆はほったらかしにしています。春にかなり収穫できるのは土がいいのだという実感があります。ちょっと来年は協生農法やってみようかなと思っています(*_*)

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