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わたしの幸せな結婚、ひどいとは?

引用:zerochan

働きバチの皆様、疲れてうつむき加減な時ポッキーを食べながら鑑賞するお勧めのアニメ”わたしの幸せな結婚”をご紹介します。

2019年に小説作家デビューした顎木あくみ(あぎとき あくみ)さんの作品です。原作は7巻まで出ていますが完結していないようです。

実写版の映画が2023年3月17日公開されてこの作品の高い人気度がわかります。

目次

あらすじ

あやかしや鬼を異形(いけい)と呼び、人々に災いをもたらすものを退治する異能(いのう)を持つ集団がいた。未来が見える天啓異能(てんけいのいのう)を持つ者を帝(てい)と呼び、彼を中心に他はその臣下として仕え国を異形から守り続けていた。

異形との戦いの過程で不遇な最期を迎えた異能者たちは蟲(むし)の守りとして葬(ほうむ)られ、奥都城(おくつき=特別のお墓)に収められた。この墓を何者かが暴いたことから異能者たちとの戦いが始まる。

異形(いけい)の反乱(魔物のわるさ)を抑える最後の砦(とりで)として薄葉家(うすばけ)があった。この家には代々、外部の親しい友人や知人を作らず婚姻は一族間で行うなどの掟(おきて)があった。

薄葉家は鶴木貿易(つるきぼうえき)からの援助でささえられていたが、経営が傾いた際に多額の借金を背負うことになった。そんな時期に薄葉家の血統を組み入れたいと、齊森家(さいもりけ)から婚姻の申し出が再々あった。父の善浪は断り続けていたが、娘スミは結婚を承諾し家を資金面で救った。

スミは齊森美世(さいもり みお)を出産した。子供をあやしているうちに薄葉家に伝わる”健喜の際(けんきのさい)”が”夢見の巫女の際(ゆめみのみこのさい)”だと気が付く。しかし彼女はその力を封印して、そのまま結核で他界してしまう。

その後、後妻が義妹香耶(かや)を出産。成長した二人の女児に”健喜の際”があるか調べることがあった。夢見の巫女の際を封じられていた美世は健喜の際は無いとみなされ父親からうとまれた。

この時期を境に後妻と義妹からいじめにあうことになる。物語は美世が下女として最低の生活を強いられ生きているところから始まる。

辛い日々の中で唯一救いがあった。当主同士が友人関係にあった立石家(たついしけ)の次男が折に触れては美世を思って一緒にキャラメルを食べたり心の支えになっていた。

年頃になった娘たちに家同士の縁談が決まる。美世が好きだった次男は義妹の婚約者として婿養子に、そして美世は冷徹で幾人も婚約者が来ては逃げ出した、悪評高い軍人の久堂清霞(くどうきよか)との婚約が決まる。

美世は、母の形見の歯のかけた櫛と着古した着物を1枚風呂敷に包んだ。唯一父親が用意してくれた不釣り合いな晴れ着を着て、年上のお手伝い仲間からおにぎりを二つ包んだものをもらい、追出されるように家を出ていった。

地図を頼りに久堂家へ向かった。久堂からは初対面できつい言葉をかけられるものの今までに無かった信頼と愛情を受け、次第に居場所はここだと悟って行く。

その後同じ薄葉一族の鶴木新(つるき あらた)とその祖父は、悪夢に悩み憔悴しきった美世をさらう。そして結界の張った屋敷に連れてくると彼女は回復していった。同族同士の婚姻の為美世を守ろうとする新(あらた)だったが魔物と戦い昏睡状態の久堂清霞を心配し会いたがる美世を返すことにした。

夢見の巫女として旦那様・久堂の夢に侵入し、一緒に帰ってくることになる。久堂清霞が結婚を決めたところで物語は中間地点ではあるが一応終わる。

ひどいとは?

昔は、色んないじめやパワハラが横行していました。アニメの中の話だけど精神的にきつい”いじめの表現”が気の毒だなと思ってしまいました。

映画を観た方の意見など見てみると演技がひどいというのもありましたが、個人的にはそうでもなかったです。中々演技力ありましたよ!(^^)!

見どころ

美世が王子様久堂清霞(くどうきよか)によって、虐げられた世界から抜け出せる過程。タダの恋愛話ではなく陰陽師的なあやかしとの戦いの場面などが挙げられます。

感想

大和和紀先生の”はいからさんが通る”みたいな物語だろうなと思いスルーしていましたが、なんと設定が”おしん”的な主人公に陰陽師的な式神、帝など出てきているのになんだかなぁと思いました。そこはラブラブ成就話なのでおもしろく見られました。映画は内容がちょっと違うけどアニメよりわかりやすくなっていましたので、多分原作の小説を読むとテイストが異なっているはず。ストーリーも違和感なく読めるように思います。大きな図書館が2つある市に住んでいますが、原作の本は貸出中で借りられませんでした。すごい人気ですね(>_<)

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